神殿岸2

2と言っても実質1.5みたいなもの

君は「激突100億パワーの戦士たち」がどの映画か覚えているか

次の記事を予告しておきながら急に書きたくなったので別の話をしますが、次の記事とも大きく関わる劇場版ドラゴンボールZの話題なので、先に書いておきたいのです。
知っての通り、今年の末には映画『ドラゴンボール超』が公開されることが決まっているが、まだサブタイトルは明かされていない。サブタイトルはないのかもしれない。タイトルの通りアニメ版『超』の続きだという。

思えば『神と神』『復活の「F」』は『ドラゴンボールZ』というタイトルだったが、内容は原作に準拠したものである。旧『Z』のアニオリを反映していなかったし、キャスティングも『改』のものだが、舞台は『Z』時代だったし、タイトルを改とせずにZにしたのは特に文句を言うところではなかった。
今度の映画が旧Zの独自要素を一部反映している『超』の続きだとすると細かいところが復活のFと変わってくるかもしれないが、まあ大して気になるほどの違いもないだろう。
でも『超』見てないとついていけない描写はあるかも。また出てくるっぽいフリーザとか。

しかし今回話題にしたいのは旧『Z』の映画だ。アニメのZと矛盾しまくるけど、微妙に映画由来の設定がテレビに絡んでくることもあるややこしいやつ。
あれらのサブタイトルがものすごくわかりにくいと思いませんか?
「神と神」「復活のF」誰と戦うかすごいわかりやすいでしょ。それに対し、昔のやつは「メタルクウラの映画」「ヒルデガーンの出てくるやつ」と敵の名前で記憶され、あえて長いサブタイトルを使うことがない。
それ以前に内容を決める前にサブタイトルを先につけてるんじゃねえの?というやつ。youtubeで見れる予告映像もテレビの映像の使いまわし多いし。
無印時代には「魔神城のねむり姫」とか正しく内容を反映したタイトルができてたじゃない!100億パワーの戦士たちって誰のことよ!?
今回のテーマは、この旧ドラゴンボールZ映画シリーズ全13作のサブタイトルをうろ覚え知識で記憶することだ。

1.ドラゴンボールZ(サブタイトルなし)

Zシリーズ一作目にサブタイトルはついていない。すなわち必然的にガーリックJrである。とにかくガーリックJrが一作目だということは覚えておかないと話にならない。
なおVHS時代に「オラの悟飯をかえせッ!!」という変なサブタイトルがついていたというのは誤情報の可能性が高い、と、下記のブログで検証されていたのでリンクしておきます。
レッドリボン軍日本支部 『オラの悟飯をかえせッ!!』なんて題名は存在しなかった?
大全集がサブタイトルと勘違いした可能性が指摘されている。しかし一部媒体で正式に使われている。なんか広まったのはwikipediaの影響のような…。

2.この世で一番強いヤツ

やや影の薄い2作目だが、まだ比較的サブタイトルに内容が沿っている。
この世で一番強い人間である亀仙人の肉体を奪おうとする話だからドクターウイローしかおらん!

3.地球まるごと超決戦

これも意味がわかる。地球まるごと危機になる神精樹の実を狙うターレスだ。
とはいえ比較的わかりにくいほうである。

4.超サイヤ人孫悟空

これは簡単。サブタイトルで一発で思い出せるだろうが、つまり超サイヤ人が出ない映画であり、超サイヤ人っぽいものが出る。あとはそれがスーパーナメック星人のスラッグの映画だったと記憶できるかが問題となるが、ここはなんとか覚えよう。公開順がターレス→スラッグ→クウラの順であることは重要なので暗記しておきたい。超サイヤ人が出ない最後の敵がスラッグだ。

5.とびっきりの最強対最強

難問。しかし最強といえば悟空だ。これは超サイヤ人になってぶっちぎりの単独最強となった悟空が最強の敵クウラと対決するタイトルだ。超サイヤ人が一人しかいない限られた時期を意識していくことでなんとかなるのではないだろうか。

6.激突!!100億パワーの戦士たち

またも難問。複数形で戦士たちと言われても該当する映画は多すぎる。
だが100という数字に注目すれば簡単で、100万人くらいいそうなメタルクウラに対し、100億パワーで強引に勝った悟空とベジータと解釈すれば意味も通る。人数の多さを意識していこう。
メタルクウラは時系列も特殊で、なぜか原作よりもかなり先にデンデが神になっていることに注意。メタルクウラの異常な強さもあり、クウラからだいぶ時間が開いている印象を受けるが公開順だと連戦だ。冒頭に少ししか出ない幼年デンデの神装束が見られるのはこの映画だけ。

7.極限バトル!!三大超サイヤ人

クウラからブロリーまでの4作は超サイヤ人が一人ずつ増えていく。トランクスの参戦で初めて超サイヤ人が3人になるのがこれだ。だから完全にタイトルそのままだが、それがクウラとブロリーに挟まった13号と記憶できるかどうかが難題である。トランクスといえば人造人間というふうに覚えたい。

8.燃えつきろ!!熱戦・烈戦・超激戦

熱戦で烈戦で超激戦なのはいつものことなので、このタイトルで何がわかるという感じだ。本来ならかなりわかりにくいほうだが…
知っての通りこのブロリー一作目は概念化しており、たいがいの人はサブタイトルも一緒に記憶してることと思われる。
あえて言うと悟空たちが燃え尽きてる感じであるとか、「戦」だらけのタイトルから超サイヤ人がいっぱいいる雰囲気みたいなものを感じ取ってほしい。
何気に悟飯が超サイヤ人になって味方の超サイヤ人が4人になった最初の映画だが、そのことは本作のパワーバランスにほとんど寄与していない。

9.銀河ギリギリ!!ぶっちぎりの凄い奴

宇宙人はよく出てくるが「銀河」というキーワードから界王に封じられていたボージャックの映画であると一発で判断できる。その一点突破で覚えるしかないが、それさえできれば楽勝だ。

10.危険なふたり!超戦士はねむれない

ふたりというのは悟天とトランクスのことのようなのだが、この映画の主役は悟飯のほうではないのか。ビーデルさんもカウントされてないし。
そしてねむれない超戦士というのは2回目ブロリーのことだと…本当か?
とにかく悟天とトランクスが出てきそうなタイトルと覚えれば難しくないように見えるが、どっちかというとバイオブロリーのタイトルみたいなのが問題だ。

11.超戦士撃破!!勝つのはオレだ

超戦士であるブロリーを撃破するブロリー完結編でバイオブロリーだが、これもわかりにくいね。
オレという一人称から、主役が悟空でも悟飯でもない本作の雰囲気も感じられるが、でも果たしてトランクスを意識したタイトルなんだろうか、悟天の立場は。まさかクリリンのことか

12.復活のフュージョン!!悟空とベジータ

急にわかりやすい。このタイトルでもゴジータが出る映画だということしかわからないが、本来それだけわかれば十分である。これ以外のサブタイトルは誰が出るのか全くわからないからな。
一応敵の名前を書いておくとジャネンバ。

13.龍拳爆発!!悟空がやらねば誰がやる

旧シリーズ最終作。正式に主人公に戻った悟空の新必殺技「龍拳」がヒルデガーンに爆発するという映画そのままのタイトルだ。
龍拳は割と超サイヤ人3悟空の最強技に採用されていた時期もあり、まだ記憶しやすい。
ただこの映画どっちかというとトランクスが目立ってたような。タピオンとヒルデガーンの要素もタイトルに全然ない。

以上、13作品のタイトルはこれで完璧だけど、やっぱりメタルクウラの映画はメタルクウラの映画だよねえ
レンタル版のジャケットにもボス敵が全巻表示されてますし。
現在のシリーズも時代が違えば「ビルス様の映画」「ゴールデンフリーザの映画」とか言われていたのだろうか。
今度のやつは敵の名前で通るのだろうか。どう思われます?