神殿岸2

2と言っても実質1.5みたいなもの

悪魔城35周年とハロウィン

いまだに「なめこ栽培キット」をやってる。 

ルーマニアも近年ハロウィンが盛んだそうで、ドラキュラ城のモデルとされるブラン城をハロウィンに合わせて開放などしているんだという。その城があるのがブラショヴ県の南部だそうだ。
(注:実際はブラン城はドラキュラのモデルのヴラド公の居城ではないことはよく知られているが、そもそもアイルランド人のブラム・ストーカーが「吸血鬼ドラキュラ」でモデルにした城は全く別にあるようなのだが…
じゃあなんでブラン城がモデルということになっているのか、詳しい経緯は調べきれていない。現在、実際に現地で関連付けられていることは確かである)

こっちはハロウィンの記事ではないが、

ルーマニアではドラキュラ公ことヴラド3世は英雄として知られ、外国人が勝手に作った吸血鬼のイメージがつきまとうのは遺憾である、という話は知っていたが、やはり世界的な知名度の問題か、観光向けには吸血鬼のほうのイメージも売っているという状態のようだ。

さて「なめこワールド」10月の更新は、ルーマニアのブラショフを舞台にハロウィンにちなんだ怪物のなめこf:id:kandatashine:20211029205017j:plain

f:id:kandatashine:20211029205043j:plainf:id:kandatashine:20211029205100j:plainf:id:kandatashine:20211029205111j:plainf:id:kandatashine:20211029205133j:plainだけどこれは「吸血鬼ドラキュラ」じゃなくて悪魔城ドラキュラのほうである。
初代悪魔城ドラキュラでおなじみの5大ボスが全員集合(これらのなめこを収穫するとレベル上限解放される)
コウモリはまだしもメデューサもミイラ男もフランケンもルーマニアと関係ねえし、吸血鬼の配下に死神がいるのも悪魔城以外に見たことないわ!
レッドスケルトンと暗黒神官も揃っており、それなりにシリーズをやりこんでいる人間の仕業だ。
なめこ栽培キット」シリーズは有名作品パロディは非常に多いが、1エリアまるごと特定作品のパロディというのは、たぶん初めて見た。
あまりにも悪魔城と客層が遠すぎて、ここに書いておかないと永久に埋もれてしまいそうなので書いておく。

f:id:kandatashine:20211029205305j:plainジョジョネタが急に混ざってるのも逆に悪魔城っぽさがある。

最近の悪魔城

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現在、『悪魔城ドラキュラ - Grimoire of Souls』はハロウィンイベントを開催中。ちょっと昔のアルカードっぽいスキンももらえる。
課金要素のないこのゲームで、シーズンイベントがいつまで続く概念なのかよくわからないが…
ハロウィンのログインボーナスは11月15日で終わるようなので、それまでにイベント限定アイテムを集めておきたい感じ。

ここ数ヵ月、悪魔城周辺の動きは非常に活発だ。
まず2021年8月13日ごろ『悪魔城ドラキュラ - Grimoire of Souls』がApple Arcadeで配信されると発表された。

9月8日『スーパーボンバーマンRオンライン』に、新キャラクター来須蒼真ボンバーが追加。

9月17日ごろ、悪魔城ドラキュラGoS配信開始。パチスロを除けば『悪魔城ドラキュラ Lord of Shadow 2』以来の7年ぶりの完全な悪魔城新作。

9月22日『ボンバーガール』セピアに新スキル「愛の輪廻(ロンド)」追加。

いつものリヒターのポーズと共に「月下でアルカードが変身するときの効果音」が鳴って、月下の無敵リヒターのような虹色のオーラに包まれ、次の攻撃の威力をアップするという、何かを再現してるようで、よく見るとよくわからない技を習得した。

9月24日、少し前から情報が流れていた『Castlevania Advance Collection』がNintendo Directで正式発表、ただちに各機種で配信される。
また同時に「ミュージック フロム 悪魔城ドラキュラ 黒・赤」が発表。27日に収録内容発表、予約開始。

NES版や初収録を含む36タイトルもの詰め合わせ。パチスロとGoSは入ってないが、それ以外はこれで文句なしではないだろうか。

10月1日、Xboxの10月のGames With Goldの無料作品にドラキュラHD。

10月5日 PS PLUSの10月のフリープレイに悪魔城ドラキュラXセレクション。

10月28日 ボンバーガールのロングクッションカバー第6弾としてセピア発表。

これも悪魔城の話題か?ベルモンド一族から初となる抱き枕カバーが登場だ。
衣装は通常コスチュームの軽装バージョンといったところだが、レオタード風である。

以前公開された設定画では黒塗りされていたが、セピアのスカートの下はソニア・ベルモンドと同様のレオタードになっていたようだ。みつあみの時点でそうじゃないかと思ってたのだが、セピアのデザインには少なからずソニアの要素が入っているのだ、おそらく。

セピアのフィギュアの予約もGoS発表前の8月6日だった。このあたりから悪魔城の流れを意識して仕掛けてる感じがする。誰が何のために?
そして他社のなめこ栽培がそれに乗っかる理由があったのだろうか。なんか知らんが盛り上がっている。

そういや9月26日が悪魔城ドラキュラ発売35周年らしい。その日は別に何もやってなかった気がしたが…

ひょっとしてこれが35人に当たるのも35周年だったからか。
スマブラに先に祝われてしまったとか、公式が自分から言いたくない心境とか、あるのかもしれん。